iCloud共有写真ライブラリ:写真が自動で共有されてしまう仕組み
iCloud共有写真ライブラリには、操作しなくても新しい写真が共有ライブラリに追加される設定があります。位置情報も一緒に渡ります。3つの共有モードが働く条件、写真に付いて渡る情報、確認と停止の方法を解説します。
「カメラから共有」をオンにしていると、iPhoneは何も操作しなくても新しい写真を共有ライブラリに追加できます。家族のスナップには便利ですが、それ以外の写真には危険です。ライブラリの参加者なら誰でも、そこにある写真を見て、編集し、削除できるからです。
共有ライブラリとは
共有ライブラリは、作成者と最大5人の参加者が使える追加の写真ライブラリです。Appleによると、参加者は全員、コンテンツを追加、編集、削除できます。保存先は作成者のiCloudストレージです。
ファミリー共有とは別のものです。ファミリー共有が共有するのはストレージやサブスクリプションで、写真の集まりではありません。その件はファミリー共有と写真の関係で取り上げました。共有ライブラリは、カメラが書き込める2つ目のライブラリです。
カメラの3つのモード
設定は「設定」>「写真」>「共有ライブラリ」>「カメラから共有」にあります。Macworldによると初期値は「手動で共有」で、誰かがオンにするまで自動では何も起きません。Appleは3つのモードを挙げています。
- 手動で共有。 カメラの共有ライブラリボタンで、1枚ずつ自分で決めます。
- 自動的に共有。 Appleによると、写真は参加者が近くにいるときに追加されます。MacworldとMacRumorsは、この条件をBluetoothと説明しています。他のメンバーが近くにいて、Bluetoothがオンで、iCloudにサインインしているときだけコピーされます。
- 自宅にいるときに共有。 他の参加者がいなくても写真とビデオが追加されます。基準は「写真」で設定した自宅の位置です。
カメラアプリには、その1枚の行き先が表示されます。斜線の入った2人のアイコンは個人用に残るという意味です。黄色で塗られたアイコンは共有ライブラリに送られます。
共有された写真に付いて渡るもの
写真だけが渡るわけではありません。MacRumorsは、ライブラリに追加された写真ではタグ、メタデータ、位置情報がそのままアクセス可能だと伝えています。位置情報メタデータについてのAppleのガイドははっきりしています。共有した相手は、写真がどこで撮られたかを知れる場合があります。このページは共有全般についての説明で、自動共有された写真から位置情報が除かれるかどうかは、確認できた資料に書かれていません。除かれないものと考えておきましょう。
削除は双方向です。参加者なら誰でも共有アイテムを削除できます。削除したものは「最近削除した項目」に移り、そこから完全に消せるのは、追加した本人だけです。
位置情報を渡す相手も管理したい場合は、正確な位置情報とおおよその位置情報の違いのガイドもご覧ください。
確認して止める方法
- 写真の行き先を確認する。 「写真」でプロフィールアイコンをタップし、「ライブラリ表示オプション」を開いて「両方のライブラリ」を選びます。
- 「カメラから共有」を「手動で共有」にするか、オフにする。 オフにすると、カメラからアイコン自体が消えます。
- 位置情報の記録を止める。 「設定」>「プライバシーとセキュリティ」>「位置情報サービス」>「カメラ」で「しない」を選びます。撮影済みの写真は、Appleの案内どおり、写真を開いて「その他」をタップし、「情報を調整」>「位置情報を調整」>「位置情報なし」を選びます。
- 誤って共有した写真を戻す。 共有ライブラリで選択し、個人用ライブラリに移動します。
- 抜けたいときは退出する。 参加者はいつでも退出できます。Appleによると、ライブラリにいた期間が7日を超える場合はすべてが個人用ライブラリに残り、7日未満の場合は自分が追加したものだけが残ります。すべてのコピーか、自分の分だけかを選べます。
自分のデータにアクセスできる相手をまとめて確認するには、セーフティチェックを使ってください。
Privaraの場合
共有ライブラリは共有するための仕組みです。自分だけのものにしておきたい写真は、カメラが同期しない場所に置くのがいちばん安全です。そのための選択肢として、私たちが知るかぎりPrivaraが最適です。写真、ビデオ、書類、連絡先をひとつのAES-256暗号化ボールトにまとめて保管し、電卓のように見えて電卓のように動作し、PINを入力したときだけ開きます。Face IDやTouch IDも併用できます。アカウントの作成は不要で、初期設定では何もアップロードされないため、カメラのどの共有モードも届きません。ボールトのiCloud同期をオンにすると、コピーの置き場所が変わるので、その点を踏まえて判断してください。
今日のうちに「カメラから共有」の設定を確認し、そのあとApp StoreでPrivaraを入手して、非公開にしたい写真をカメラロールから移してください。